一人ひとりの仕事観 01
いい仕事のその先には、
いいヤツが必ずいる。

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PROFILE

建築部 S.Y 2016年キャリア入社
前職で施工管理としてのキャリアを約10年間経験し、自身のさらなる成長や新たなる挑戦を期待してソネックへと転職。入社以来、多種多様な現場を経験しつつ、持ち前のスキルに磨きをかけ続けている。
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「究極のチームプレイ」。いまの仕事を一言で表すならば、この言葉が一番しっくり来るような気がする。そう思うのは、高校の時に打ち込んだバスケットボールでの経験があるからだろうか。

エースプレイヤーが一人、気を吐いたところで、試合に勝つことはできない。スタメンが、控え選手が、マネージャーが、監督が。チームに関わるすべての人が一丸となり、同じ目標を目指して突き進むことで、初めて勝利へとつながっていくのだ。

建物を建てるという仕事も、それと同じだ。一人でできることは決して多くはない。土木や電気など、それぞれの専門分野に特化した職人をはじめ、現場も裏方も、工事に関わるすべての人が協力し合わなければ、建物を建てることはできない。

そう考えると、施工管理における最も大切なスキルは、協調性なのだろうと思う。ともにゴールを目指す仲間を理解し、打ち解ける力こそ、勝利をつかむための重要なピースなのだ。

だからこそ自分は、いい仕事をしている人は、たとえその人のことをほとんど知らなかったとしても、きっといいヤツなんだろうなと思う。協調性のないところに、いい仕事は生まれないからだ。実際、現場では無理を承知でお願いしなければならないシーンも少なくないが、共通のゴールへ向かうためであれば、みんな努力は惜しまない。

時には、あえて自分がしんどい役回りをしなければならないこともある。しかしその苦労があればこそ、困った時に周囲が助けてくれるようになる。お互いさまの精神で、みんなのために、の心持ちで。助け助けられの関係性を築けた現場こそが、いい仕事が生まれる場所なのだ。

どれだけ高い技術を持っていても、どれだけ豊富な知識を持っていても、それを扱うのは人間であり、その人間の部分にこそ、人は惹かれる。だからこそ私は、相手のことをなるべく理解したいと思うし、相手に自分を理解してもらうための努力を怠らない。これまでも、これからも、自身の人間性に磨きをかけ続けていきたいと思う。

「他ならぬ君の頼みだから……」
そう言える相手、
そう言ってもらえる相手を
一人でも多く、つくっていきたい。