人を知る Members Story

ソネックは自分の成長をサポートしてくれる会社
だからもっと頑張ろう、いい仕事をしようと思えます!

土木部 2018年入社

自分が学んだことを、生まれ育った地域に還元したい

自分が生まれ育った兵庫県で働きたい―
それが就職先を決めるときの一番の希望でした。工業高校を卒業し、大学でも土木や工学の分野を専門としていたので、土木関係で仕事を探そうと考えていましたが、そうした業種は日本国内のみならず、海外への転勤もある企業がほとんどで、転勤がないという条件で仕事を探すのはなかなか難しいことでした。そんな中、大学の先生の紹介で兵庫県高砂市に本社を置くソネックと出会うことに。愛着のある地元で何か役立つことができればという自身の思いと、地域社会に寄り添った事業を展開し、「地域密着」を掲げるソネックの基本理念がぴったり重なったこともあって、ソネックに入社したいという思いを強くしたのを今でも覚えています。

自身が携わっている土木は、生活環境の基盤を支える仕事。上・下水道整備、公園整備、道路整備、河川や海岸の改修・補強など、地域社会に幅広く貢献することができます。例えば河川は、土砂が堆積していると、それが氾濫の大きな要因になるため、土砂を取り除き大雨や台風に備えます。その上、景観自体も良くなるため、「川がきれいになりましたね」と地域の方々に喜んでいただけます。土木の仕事は、地域社会の人々がより便利に、快適に、安全に暮らしていく上で大切な役割を果たしているのです。

そんな仕事に従事して、はや3年。少しずつではありますが、できること、任されることが増えてきました。1年目は、測量するだけだったのが、2年目からは、測量したデータを基に書類を作成したり、図面を描いたりするように。3年目の今はさらに業務の幅が広がり、現場を動かすという大役も任されるようになりました。自分の力で仕事を回していく大変さ、そして面白さを感じながら、やりがいをもって仕事に取り組むことができています。

自分を成長させてくれる環境がここにはあります!

ソネックの大きな魅力の一つは、一人ひとりが着実にスキルアップできるような環境が整っていること。
例えば、実務においては、自身の場合、1年目から朝礼のファシリテーターを任されていました。職人さんに、その日予定されている作業やスケジュール、段取りを分かりやすく説明し、安全面における注意点を伝えるというのが主な役割。仕事全体を把握できるようになるのはもちろん、どうすれば円滑に現場を回していけるかを自分なりに考えるようにもなりました。人前で大きな声で話すというだけでも、朝礼の仕事はいい訓練になりました。現場を任されるようになった今、当時の経験は大いに生かされていると感じています。

また入社してから半年間は月に2回研修があり、自分が担当した仕事のこと、現場で体感したことを発表し、意見交換を行う機会がありました。自身のやり方に対して、「私ならこうする」「この方法ならもっと効率よくできる」「このやり方はどうだろう」といった意見が飛び交って、新たな知識を吸収できる貴重な場になっていました。いつもは別々の現場で仕事をしていることから、普段はなかなか会うことができない同期と久しぶりに顔を合わせて話ができるのも楽しみの一つになっていましたね!
そうした研修は、入社して半年以降、回数こそは少なくなりますが、継続的に行われています。もちろん3年目を迎えた今でも研修があり、各現場の様子を聞くなど情報交換の場にもなっています。土木だけでなく、建築部門の社員とも合同で研修を行っているので、違う世界から新たな刺激を受けることがあって楽しいですね。

分からないことは分からないと言える だから新しい知識の引き出しが増えていく!

いつもはみな現場が異なり、顔を合わせる機会が少ないのですが、不思議と社員同士は交流があって、みんな仲がいいというイメージがあります。1年に1度開催される研修を目的とした社員旅行には、ほとんど全員が積極的に参加している印象があります。
また土木や建築は、工期の関係で休みが取りづらいイメージがあると思いますが、国交省から週休2日を順守するようにとの通達もあるため、ソネックではきちんとスケジュールをやりくりして休日が確保できるような配慮がなされています。そうした社内環境や労働環境があるからこそ、仕事への意欲も持ち続けられるのだと思います。

また自身にとってものすごくありがたいと感じるのは、仕事で分からないこと、困っていること、悩んでいることを自由に話せる雰囲気があること。私自身は3年目でまだまだ経験も知識も十分ではないので、「分からないことや不安に感じることは何でも素直に聞く」のがモットー。だから何かあると「自分はこう考えているけれど、もう少しいい方法はないか」と上司や職人さんにどんどん質問しています。ありがたことに、その度に皆さん嫌な顔一つせず本当にいろんなことを教えてくれます。そしてそれが自分の新たな知識になっていく。問題解決のための選択肢がどんどん増えていくわけです。
でももし思っていることが口に出せない、聞きたくても聞けないような状況ならどうでしょうか? 今の自分の成長はないかもしれません。

人とのつながりが大きな原動力に!

これまでの3年を振り返ると、自分がここまで成長できたのは、いろんな人の支え、そしてたくさんの人とのつながりがあったからこそだと感じています。
1年目は、測量一つにしても上手くできず、正しいと自信を持って提出したデータに誤りがあり、そのため、書類の提出がギリギリになってしまったことも。そんなときも、自分の測量を遠くから見ていた上司は、どこが間違っていたのか、どこを意識すれば誤差が減るのかなどポイントをしっかりアドバイスしてくれました。
現場でも、最初は先が見えずに不安でしかない状況の中、職人さんと打合せを重ね、一つひとつの作業を共に進めていくことで、ゴールまでたどりつけたということが幾度となくありました。そんな風に誰かと協力して大きな仕事を成し遂げ、さらに「また君と一緒に仕事がしたい」と声をかけられると、この仕事をしていてよかったと心からやりがいを感じますし、次の仕事へのモチベーションにつながっていきます。

上司や仲間、そして職人さんとつながって、一つのモノをつくりあげる、地図に残る仕事をする…ソネックでの土木の仕事は本当にたくさんの出会いとやりがいに満ちています。だからこそ、将来、「この道をつくった」、「この橋をつくった」と誇らしく胸を張れるように、もっともっとステップアップしていきたいです。現在は、2級施工管理技士の資格を取得していますが、実務経験が3年になると、今度は1級を受けることができるようになるので、その時期が来たら挑戦し、さらに高みを目指したいと思っています!

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