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社員インタビュー04
臨機応変な対応力で、
精度の高い仕事を

PROFILE

土木部 T.M
2019年新卒入社
高校で土木を学んだことをきっかけに、大学では理工学部にて都市環境工学を専攻。ソネックは実家の改修工事を担当していたことから親近感があり、学んだ知識を生かして地元で働けることに惹かれて入社する。

現在の仕事内容とやりがいを教えてください。

現場担当の施工管理として、高速道路や浄化槽などのインフラ整備に携わっています。土木部は基本的に、土を掘りコンクリート構造物を建設するのが主な仕事で、人が住む建築物は建てません。しかし、インフラという地図に残るものをつくれること、そして人びとの生活を支えられることにやりがいを感じています。
高速道路などの重要構造物の建設には、国や自治体が関わります。国土交通省が施主さまとなるケースも多く、非常に厳密な工事や検査が求められます。日々の仕事では、検査の規格値を管理して厳守できているか確認・撮影したり、施主さまに図面との違いがないか都度確認を仰いだりと、着実に工事を進めています。
また、竣工日までに完成させるための調整力も重要です。想定外のトラブルが生じた場合は、同じ現場を担当している他企業と、工事のタイミングや順番を交渉。一方的に自社の利益を主張するのではなく、譲るべきところは譲りながらWin-Winの関係で現場の完成を目指しています。

厳密さが求められる仕事のなかで、特に難しいと感じることは何ですか?

土木の仕事は、当初の想定通りに進むことがなかなかありません。トラブルや想定外の事態が発生したとしても、より安全で工期が短く、費用を抑えた施工方法を考えなければならないのが、難しくも面白い点だと思います。
たとえば、土を掘っていると遺跡が発掘されて作業が一時的にストップしたり、図面通りに仕上げても干渉物があり鉄筋が入らなかったり、といったことはままあります。そのような際に、勝手な対応をするのはご法度です。規格値を守りながら、根拠ある対処法を施主さまに提案する必要があります。そして意見をすり合わせながら方針を決め、承認を得られたら職人さんと調整。仕事の順番などを変更してもらうよう、臨機応変に進めていきます。
しかし、どのような事態であっても仕上がりへのこだわりを忘れてはなりません。土木構造物はコンクリートがむき出しですが、景観をよくするため、そして丁寧な仕事で信頼してもらうために、いかなる時も美しく仕上げています。

思い出に残った実績

新東名高速道路の遮音壁取り付け工事のため、約1年間神奈川県に住み仕事をしました。長期間地元以外で働くのは不安もありましたが、新設の高速道路工事に携わるビッグチャンスを逃してはならないと思い挑戦。トンネルや舗装などを担当する他企業が入り乱れる現場で、工期を守るために各社と譲り合いながら調整したことで、交渉力が養われました。テレビでも大きく報じられた高速道路の工事に携われたことは私の自慢です。

では最後に、今後の目標を教えてください。

現場所長として、地図に残る重要インフラの工事に携わるのが目標です。そのためにも、さまざまな施工や現場を経験し、実績を上げていきたいと思います。
目指すのは、判断力のある現場所長です。困難に直面しても、的確な判断で明確な方針を指し示す。そうすることで、現場の人びとは安心して作業を進められると思うのです。判断力を養うためには、多くの経験と知識が求められます。幅広い案件に携わるのはもちろんのこと、先輩や上司、職人さんたちの仕事を観察し、違いがあれば「なぜこうしているのか」を聞くことで、多角的な視点から検討し、判断できる力を養いたいです。
ソネックには、さまざまな案件にチャレンジできるチャンスがあり、成長できる機会がたくさんあります。日々仕事に対する新しい発見があり、毎日新鮮さを持って働けるのが魅力です。将来の選択肢を広げるためにも、どのような仕事にも積極的に挑戦してスキルを身につけたいと思います。