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社員インタビュー02
気持ちよく働ける現場をつくり、
最高品質の建物をつくる

PROFILE

建築部 H.T
2013年新卒入社
工業高校で建築を学び、大学は工学部建築学科に進学。地震や風による建物の揺れや、構造について研究する。無借金経営の地元企業であること、若手のうちから活躍できることに魅力を感じてソネックに入社する。

現在の仕事内容とこだわりを教えてください。

入社以来、施工管理を担当しています。現在の現場では所長の次席として、安全な環境づくりや工程管理、品質管理などに携わり、協力業者や職人さんたちと調整しながら現場を取りまとめています。
一つの建物を建てるためには、さまざまな業種の協力業者との細やかな連携が求められます。現場所長が作成した全体的な工程表をもとに、月や週ごとの細かい工程を作成して、作業内容と時期を協力業者と調整。天候などにより工期がずれた場合は、その都度調整して竣工日までの完成を目指します。
こだわりは、現場の皆さんに気持ちよく仕事してもらうことです。前工程の作業は順調に完了しているか、作業する場所に問題はないか、たとえば高所作業がある場合は先に足場をつくっておく……など、職人さんが現場に来てすぐに作業を行える状態にしておくことが、安全面でも工期面でも重要になります。若手の頃は配慮や段取りが足りず失敗することもありましたが、経験から学び、快適な作業環境をつくるよう心がけています。

施工管理としてキャリアを歩んだからこそ感じる、ソネックで働く魅力は何ですか?

若手のうちから現場所長に挑戦させてもらえることです。まずは小さい現場から所長を任せてもらい、仕事を一通り経験しながら把握できます。最初はわからないことが多くありましたが、上司や先輩方がサポートしてくれるので、安心して仕事を進められました。
所長の大きな仕事の一つに原価管理があります。決まった予算の範囲で、各種調整を行うという仕事です。私の場合、若手の頃は現場を動かすのが最優先という考えで協力業者に依頼していました。しかし、入社7年目に所長を経験したことで、効率的に依頼しなければ原価に大きく影響することを実感。そこから、安全や品質を担保しながら、利益を最大限にするにはどうすべきかを考えられるようになりました。現在も所長の経験を生かして、原価を考慮した工程表の作成や依頼に努めています。経験を積むことで学び、その学びが次の成長の原動力になる。そんな成長のサイクルが、ソネックにはあるのです。

思い出に残った実績

初めて現場所長を担当した、明石回生病院の透析棟増築工事が印象的です。病院を運営しながらの工事だったので、騒音対策などに配慮しました。また、長時間拘束される治療を少しでも快適にするために、半個室にするための仕切りを設置。設計段階では強度面に不安があったので、協力業者と相談しながら十分な強度を持たせました。施主さまや設計、協力業者と密に連携して施工した結果、施主さまより表彰状を渡されるほど満足いただけました。

経験を積み視野を広げてこられましたが、今後は何に挑戦したいですか?

大規模な現場の所長に挑戦するのが目標です。そのためには、幅広い知識や経験が必要になります。これまで福祉系施設を中心にさまざまな案件に携わってきましたが、まだ経験できていない分野の案件もあります。施設によって求められる専門知識や施工方法は異なるので、経験を積み知識を広げたいです。
直近の目標は、一級建築士の資格を取得することです。施工管理としての知識を深めるのはもちろんのこと、建築業界最高峰の資格を持つことで、お客さまに信頼される存在になりたいのです。資格取得を目指して専門学校にも通っており、学費は会社が支援してくれます。試験前には勉強に集中できるよう現場のスケジュール調整をしてくれるなど、会社のサポートはありがたいです。
自己研鑽に励みスキルアップすることで、職人さんに「あなたのためなら協力するよ」「この現場は働きやすい」と思っていただき、品質のいい建物を完成させられる施工管理になりたいです。