建築部門においては、医療福祉施設や教育・保育施設、公共施設、商業施設、そしてオフィスビルや工場、集合住宅など多彩な建築物を施工。また、土木部門においても、河川や海岸、道路、橋梁、上下水道など、さまざまな構造物の施工を手がけています。なかでも大きな特徴となっているのが、これらの約8割が兵庫県内の工事だということです。京都や大阪での工事も手がけてはいますが、引き受ける条件としているのは「すぐに駆けつけられる」範囲かどうか。いい仕事を確実に果たすことを、何よりも大事にしています。

業界全体での建設需要の高まりも受け、ソネックの業績も好調です。1996年に大証二部に上場して以降、東証一部への市場変更を経て、現在は東証スタンダードに上場。無借金経営も長年続けるなど、安定した経営基盤を築いています。こうした安定経営の土台となっているのが、80年以上にわたる歴史のなかで培ってきた、多くのパートナーとの信頼関係です。創業以来、手の届く範囲でいい仕事を果たすことに注力してきたからこそ、現在の数字へとつながっています。

高品質な建築物や構造物を提供するためには、その工事に関わるすべての人が一体となって進めていくことが欠かせません。優れた技術力を持っていても、それを生かす人間力が伴っていなければ、その力を発揮することができないのです。そこでソネックでは、社員一人ひとりの人間力を高めていくことを重視。対人折衝力やプレゼン話力、コーチングなど、人間力向上に必要なスキルを習得する研修も積極的に行っています。いいヤツが集う会社でありたいというのが、これからも変わることのないソネックの信念なのです。